2015年12月26日土曜日

朗読室  〜[a:]からはじめる〜  1


*


生まれて間もない
子供の発育から気づくのは
何かを伝えようとするエネルギーの確かさ
目線や身振り・手振り…
そして発話によって
本能的に
生きる為の方向に働く

それらのコトバを聴くと
私は素直に答えたくなる

そのやり取りは
相互的な運動のようで
次第に
誰でもない
一つの場となって
いつでもない
その時を作る気がした

自分の生きることと繋がる
動きを持った
いろいろなコトバたち

それは
「ワタシ」自身へも含め
誰かへ何かが
伝わる可能性を持っている

朗読は
ことばのコトバ、
誰かの「伝えたい」が詰まっている
その何かを
目で読むだけではなく
発話という運動によって
身体全部で味わう
経験だと思う

自ら発話する身体
それを聴こうとする身体
そこから生まれる
相互的な運動について
この身体から考える


**


現在制作中の
暮らしと芸術表現のあわいを紐解き
形のないコトバ、表現としてのことばを表す試みの
冊子[a:]
と連動する形で、
新しく朗読室をはじめます。

第一回は
1月11日より路地と人にて行われる
『  鶴崎正良 個展「絵/詩/小説」 』展にあわせ
今展覧会の出品作家である、
詩人の
しおかわ民(鶴崎正良)さんをゲストにお迎えします。


既にある誰かのつくったことば
いま生まれている自分のことば
声にしたいことばを持っておこしください。
聴きたいだけの方も歓迎致します。
お待ちしております。

________


開室日 : 1月11日日 ( 月曜日 )

時間:18時〜20時
※途中入退出自由

参加料:500円(口直し付き)

場所 : 路地と人

( 企画協力・観察と編集、[a:]編集長 / 佐々木智子)



2014年12月20日土曜日

「朗読室 10」よこく

朗読室 10  「路地と人と朗読」

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この10回、神保町の路地と人で朗読室を開いてきました。


そこは空っぽの空洞で


詩を、ウタを声に出すところでした。


**


ことばはどのように必要とされるのでしょう


例えば


生まれた子供は立ち上がり歩きたいと欲するように


コトバを欲している


コトバが欲され、獲得されたものだとすれば


そのときそれはどのような現れをしたのでしょう


その声の響きを聴く


今度の夜は冬至と新月が重なる朔旦冬至


月も太陽も死と復活を迎えるという不思議な夜です


境目と境目の間が路地となり人が行き交う


そこで交わされるコトバ


ここで交わされるコトバ


ココで言葉を発すること


この夜、欲された言葉から、どの
ようにか、なにかは交わされるのでしょうか

***

12月17日より路地と人にて展示が行われている工藤冬里さんをお迎えし、


会場も展示のままにお借りして、2部構成で行うことにしました。


既にある誰かのつくったもの、いまつくられた自分の言葉、


文字、絵、音、光、時間その他、言葉の形は問いません。


いま声にしたいコトバを持っておこしください。


読まずに聴きたい方も歓迎致します。


お待ちしております。


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開放日 : 12月22日 ( 月曜日 )

第1部・持ち寄りの朗読とお話・ゲスト 工藤冬里さん・17:00〜19:50・入場料 : 500円 ( 口直し付 )

第2部・工藤冬里さんによる朗読と演奏・20:00〜・入場料:500〜1000円 ( スラインディング・スケール制 )

※第1部・第2部共に途中入退出自由

場所 : 路地と人

( 企画協力・原田企画 )



2014年11月10日月曜日

「朗読室 9」 あとがき

朗読室 9  本日朗読されたもの。


・雨宮庸介「1300年持ち歩かれた、なんでもない石」(国東半島芸
術祭「希望の原理」展)より全文

・カセットテープ音源「第19回 津軽弁の日」(津軽弁の日やるべし会)より抜粋

・西脇順三郎「秋」(「西脇順三郎詩集 那珂太郎編」岩波文庫 1991年)

・西脇順三郎「あい」(山口恵理 訳)(「西脇順三郎詩集 那珂太郎編」岩波文庫 1991年)
※(子音開発前のヒトザルの気持ちで朗読を試みる。詩の中の子音を消去、母音だけに変換して読まれた。詩の全文が前掲のタイトルのように「あいうえおん」のみで構成される。)

・西脇順三郎「夏の後、冬の前」(山口恵理 訳)(『西脇順三郎詩集 那珂太郎編』岩波文庫 1991年)
  ※(すでにあるものの翻訳をするという行為についての考察。ひとつの詩からまた別のものの生まれる可能性を探る。)


*口直しとして 


*

今夜の朗読室は、旅の話から始まりました。様々な朗読の形が集まったので、異なる価値感・文化に触れる事=未知の言葉に出会う時、身体の運動からくる言葉か、意味からくる言葉かを体感できた面白い機会になりました。ありがとうございました。


2014年11月8日土曜日

「朗読室 9」よこく

朗読室 9  「紡がれる言葉、声にする言葉、ウタになる言葉」

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文字があふれる神保町に、ただ静かにからっぽの空洞を開きます。
ここは詩を、うたを声に出すところです。

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言葉はどのようにウタになるのでしょう

例えば
文字として紡がれた言葉を声に出してみる
声として出た言葉を文字にしてみる
言葉が姿や形、次元を変えて行き来すること
まずは
そこから考えていけそうな気がしています。

***

既にある誰かのつくったもの、いまつくられた自分の言葉、
文字、絵、音、光、時間その他、言葉の形は問いません。

いま声にしたい言葉を持っておこしください。

読まずに聴きたい方も歓迎致します。

お待ちしております。

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開放日 : 11月10日 
入場料 : 500円 ( 口直し付 )
利用時間 : 19時から22時(途中入退出自由)
場所 : 路地と人




2014年10月23日木曜日

「朗読室 8」 あとがき

朗読室 8  本日朗読されたもの。


・きたやまおさむ•よしもとばなな「幻滅と別れ話だけで終わらない ライフストーリーの紡ぎ方」(朝日出版社)より抜粋

・新•幻聴妄想かるた解説冊子「天国」(ハーモニー / 就労継続支援B型事業所)より抜粋

・もろ米画伯 画集「深煎りコーヒーをどうぞ 一杯目」(LUNETTS~リュネット~もろ米&エロ大魔神二人サークル誌 / ハーモニー気付)より抜粋

・ガートルード・スタイン「メキシコ」(ぱくきょんみ訳)※(「地理と戯曲 」書肆山田)より抜粋


*口直しとして 

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晦の夜の朗読室は、境目が漂う晩になりました。意図せず集まった人や本や言葉は、不思議と通じるものがあり、それは今までのどの晩とも、どの朗読室とも違うものに思いました。ありがとうございました。

https://twitter.com/rojitohito/status/525288057407143936
https://twitter.com/rojitohito/status/525288315847589888
https://twitter.com/rojitohito/status/525288448282722304

「朗読室 8」よこく

朗読室 8      「晦と朗読」


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文字があふれる神保町に、ただ静かにからっぽの空洞を開きます。


ここは詩を、うたを声に出すところです。


**


ひと月の終わりに何をしましょう


明日から始まる新しい月に


今日で終わるこの月に


一息入れて朗読などいかがでしょう


息を吐きながら朗読する


そして息が入ってくる


***


いま声にしたい言葉を持っておこしください。


お待ちしております。


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開放日 : 10月23日 


入場料 : 500円 ( 口直し付 )


利用時間 : 19時から22時(途中入退出自由)


読みたい本、声に出したい詩集などを持ってお越し下さい。

読まずに聴きたい方も歓迎致します。

場所 : 路地と人


2014年9月27日土曜日

「朗読室 7」 あとがき

朗読室 7  本日朗読されたもの。


・ガートルード・スタイン「スージー・アサード」「フランス」(金関寿夫訳)、「アメリカ人」(ぱくきょんみ訳)、「つぎ。」(志村正雄訳)
※(「地理と戯曲 」書肆山田)
・「ポリ画報vol.1(原牧生、外島貴幸、辻可愛、漆崎泰子)」(ポリ画報編集室)より全文


*口直しとして 
「幸水葛と胡麻だれ、南京の翡翠蒸しと露地かぼす」
藤袴を添えて。
( 輝音食堂さんより)

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秋分の朝の朗読室は、まるで光も音の様で、その場で朗読する・声を出す「間」に変化を与えたようでした。朝の空気は独特で気持ちがしゅっとなります。そのカラダから朝の終わりまでを朗読室から眺めることができました。ありがとうございました。
https://twitter.com/rojitohito/status/514201005869654016