朗読室 10 「路地と人と朗読」
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この10回、神保町の路地と人で朗読室を開いてきました。
そこは空っぽの空洞で
詩を、ウタを声に出すところでした。
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ことばはどのように必要とされるのでしょう
例えば
生まれた子供は立ち上がり歩きたいと欲するように
コトバを欲している
コトバが欲され、獲得されたものだとすれば
そのときそれはどのような現れをしたのでしょう
その声の響きを聴く
今度の夜は冬至と新月が重なる朔旦冬至
月も太陽も死と復活を迎えるという不思議な夜です
境目と境目の間が路地となり人が行き交う
そこで交わされるコトバ
ここで交わされるコトバ
ココで言葉を発すること
この夜、欲された言葉から、どのようにか、なにかは交わされるのでしょうか
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12月17日より路地と人にて展示が行われている工藤冬里さんをお迎えし、
会場も展示のままにお借りして、2部構成で行うことにしました。
既にある誰かのつくったもの、いまつくられた自分の言葉、
文字、絵、音、光、時間その他、言葉の形は問いません。
いま声にしたいコトバを持っておこしください。
読まずに聴きたい方も歓迎致します。
お待ちしております。
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開放日 : 12月22日 ( 月曜日 )
第1部・持ち寄りの朗読とお話・ゲスト 工藤冬里さん・17:00〜19:50・入場料 : 500円 ( 口直し付 )
第2部・工藤冬里さんによる朗読と演奏・20:00〜・入場料:500〜1000円 ( スラインディング・スケール制 )
※第1部・第2部共に途中入退出自由
場所 : 路地と人
( 企画協力・原田企画 )
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